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薬剤師になる方法


薬剤師になる方法 

2007年現在、薬剤師になるには2つのルートがある。1つは、大学の薬剤師養成課程(6年制)を卒業後、薬剤師国家試験を受験するルート。もうひとつは、大学の薬学課程(4年制)から薬剤師受験資格を得られる大学院に進んだあと、薬剤師国家試験を受験するルートだ。

 

ルート1

  • 大学:6年制の薬剤師養成課程(名称:薬学科、漢方薬学科、医療薬学科、健康薬学科など)に入学する
  • ※卒業すると薬剤師国家試験の受験資格が与えられる
  • 薬剤師国家試験を受験する
  • 薬剤師国家試験に合格すると、薬剤師の免許が与えられる。

ルート2

  • 大学:4年制の薬学課程に入学する(名称:薬科学科、創薬科学科、生命創薬学科など)
  • ※卒業後、薬剤師受験資格が得られる一部の大学院に進学(2017年度まで)
  • 不足科目の履修および実務経験を積む(1~2年)
  • 薬剤師国家試験を受験する
  • 薬剤師国家試験に合格すると、薬剤師の免許が与えられる。

よくある質問  

Q. 大学ではなく、短期大学や専門学校はありますか?

A. 短期大学や専門学校、また大学も夜間部(第二部)は一切ありません。薬系大学(薬科大学や大学の薬学部)に入学し、正規の課程を修めて卒業。さらに薬剤師国家試験の受験資格を得て、合格することが薬剤師になる唯一の道です。

Q. 薬学部以外の大学を卒業していますが、これから薬剤師を目指す場合、やはり1年生からやり直しでしょうか?

A. いくつかの大学で、薬学部2年次または3年次編入学試験を行っているところがあります。既卒の大学の学科によって編入できる学年が異なりますので、詳細は編入学試験を行っている各薬系大学にお問い合わせ下さい。

Q. 独学で勉強して、薬剤師国家試験を受験することはできますか?

A. 上記の通り、薬科大学か大学の薬学部の正規課程を修める必要があるので、独学では受験資格を得ることができません。